よろしければ、ご意見、ご質問等をこちらへお寄せ下さい
独学の弁理士講座掲示板

メールはこちら



当サイトは
 リンクフリーです。

All Rights Reserved.




 以下の内容はあくまで管理人の解釈であり、受験機関などの解答は参考にしておりません。また、その正確性を保証するものではありません。もし、間違いに気付かれた方は、独学の弁理士講座掲示板、又は、メールにてご連絡下さい。
 また、解説中「○○条解説参照」などとあるのは、本サイトで提供しているオリジナルレジュメの該当箇所を参照するという意味です。

H28年短答条約問10

 次の文章は、知的所有権の貿易関連の側面に関する協定に関し、特許出願人に関する条件について述べた文章である。@〜Dの空欄に語句を入れたとき、空欄番号と語句の組合せとして最も適切なものはどれか。

 加盟国は、特許出願人に対し、その発明をその技術分野の専門家が実施することができる程度に(@)開示することを(A)。加盟国は、特許出願人に対し、出願日又は、優先権が主張される場合には、当該優先権に係る出願の日において、(B)が知っている当該発明を実施するための(C)を示すことを(D)。


枝1

 @明瞭にA要求するB発明者C最善の形態D要求する

 解答
 × TRIPS29条(1)に記載の通り。@が「明確かつ十分に」なので誤り。

枝2

 @明瞭にA要求することができるB特許出願人C最善の形態D要求することができる

 解答
 × TRIPS29条(1)に記載の通り。@が「明確かつ十分に」なので誤り。

枝3

 @明確かつ十分にA要求するB特許出願人C最善の形態D要求することができる

 解答
 × TRIPS29条(1)に記載の通り。Bは「発明者」なので誤り。

枝4

 @明確にA要求しなければならないB特許出願人C最良の形態D要求する

 解答
 × TRIPS29条(1)に記載の通り。@が「明確かつ十分に」なので誤り。

枝5

 @明確かつ十分にA要求するB発明者C最良の形態D要求することができる

 解答
 ○ TRIPS24条(9)に記載の通り。加盟国は、特許出願人に対し、その発明をその技術分野の専門家が実施することができる程度に明確かつ十分に開示することを要求する。加盟国は、特許出願人に対し、出願日又は、優先権が主張される場合には、当該優先権に係る出願の日において、発明者が知っている当該発明を実施するための最良の形態を示すことを要求することができる。






オリジナルレジュメ

 参考書・基本書  試験対策・勉強法  改正・判例解説  短答試験  過去問  論文試験  選択科目  選択科目の免除  口述試験  転職





 「独学の弁理士講座」TOPへ戻る inserted by FC2 system