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 以下の内容はあくまで管理人の解釈であり、受験機関などの解答は参考にしておりません。また、その正確性を保証するものではありません。もし、間違いに気付かれた方は、独学の弁理士講座掲示板、又は、メールにてご連絡下さい。

H21年短答試験問49

 意匠登録の対象に関し、次の(イ)〜(ホ)のうち、正しいものは、いくつあるか。

枝1

 (イ)スキー板の内部構造のように、外部から観察することができない物品の構造であっても、意匠登録を受けることができる場合がある。

 解答
 × 意2条1項解説参照。外部から視認できない物品の構造は、物品の形状に該当しない。

枝2

 (ロ)乗用自動車の側面を投影したシルエットであっても、部分意匠として意匠登録を受けることができる場合がある。

 解答
 × 意2条1項解説参照。投影したシルエットのみは、一定の範囲を占める部分に該当すると認められない。

枝3

 (ハ)粒状物が集合し、固定した形状を有するものであっても、意匠登録を受けることができる場合がある。

 解答
 ○ 意2条1項解説参照。粒状物の集合が特定の固定した形態を有する場合は、登録対象となり得る。

枝4

 (ニ)折り畳んだハンカチの形状は、物品をハンカチとして、意匠登録を受けることができる場合がある。

 解答
 × 意2条1項解説参照。折り畳んだハンカチの形状は、ハンカチ自体の形態とは認められない。

枝5

 (ホ)インターネットを通じて表示された画像は、意匠登録を受けることができる場合がある。

 解答
 × 意2条2項解説参照。インターネットを通じて表示された画像は、機能を発揮している状態の画像に該当し、登録対象とならない。


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