以下の内容はあくまで管理人の解釈であり、受験機関などの解答は参考にしておりません。また、その正確性を保証するものではありません。もし、間違いに気付かれた方は、独学の弁理士講座掲示板、又は、メールにてご連絡下さい。
H21年短答試験問44
特許法に規定する罰則に関し、次のうち、誤っているものは、どれか。
枝1
審判での証拠調手続において宣誓した当事者は、特許庁に対して虚偽の陳述をしたことにより、過料に処せられる場合がある。
解答
○ 特202条解説参照。審判において宣誓した当事者が虚偽の陳述をした場合には、科料に処せられる。
枝2
特許庁からの呼出しを受けた当事者は、正当な理由がないのに宣誓を拒んだことにより、過料に処せられる場合がある。
解答
○ 特203条解説参照。正当な理由がないのに宣誓を拒んだ当事者は、過料に処せられる。
枝3
審判の当事者は、正当な理由がないのに特許庁からの文書提出命令に従わなかったことにより、過料に処せられる場合がある。
解答
○ 特204条解説参照。正当な理由がないのに文書提出命令に従わなかった当事者は、過料に処せられる。
枝4
審判の当事者は、詐欺の行為により自己の利益になる審決を受けたことにより、懲役又は罰金に処せられる場合がある。
解答
○ 特197条解説参照。詐欺の行為により審決を受けた者は、懲役又は罰金に処せられる。なお、不利益な審決の場合は対象外。
枝5
審判の当事者は、特許庁からの秘密保持命令に反して秘密を漏らしたことにより、懲役又は罰金、若しくはその両方に処せられる場合がある。
解答
× 特105条の4参照。秘密保持命令を出すのは裁判所である。
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